食品添加物の安全性

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04 食品添加物の安全性

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#4 リスク分析による安全確保

リスク分析による安全確保

食品安全行政を推進するリスク分析

わが国では、2003年施行の食品安全基本法に基づいて「リスク分析」手法が導入されており、食品添加物についてもリスク分析が適用されています。「リスク分析」は下の図のように「リスク評価」、「リスク管理」、「リスクコミュニケーション」の3つの要素で構成されています。
  • 「リスク評価」とは、その食品添加物が使用された食品を食べることによる健康への影響を科学的に評価すること。
    内閣府の食品安全委員会が担当しています。
  • 「リスク管理」とは、リスク評価の結果を踏まえて、食品添加物の指定可否や規格、基準などを決定すること。
    この際には科学以外の国民感情、費用対効果などが考慮されることもあります。厚生労働省や消費者庁などが担当しています。
  • 「リスクコミュニケーション」とは、リスク分析の全過程において、関係者がそれぞれの立場から相互に情報や意見を交換することです。
食品添加物の多くは「リスク分析」導入以前から使用されているものですが、
現在ではこの枠組みで安全確保が図られています。
  • ご参考: 世界的にはJECFA(WHO/FAO合同食品添加物専門家会議)が食品添加物の安全性を評価し、コーデックス委員会が規格を作成しています。 JECFAでの評価結果は、日本においても食品添加物の規定を定める際の参考とされますが、食品添加物の安全性評価や指定は国ごとに行われています。
関連資料

リスクって何だろう?

  • リスクとは、何らかの良くない影響が起こる可能性のこと。
    「被害の大きさ」と「その被害が発生する確率」から求めます。
  • 例えば、喫煙により肺がんになる可能性がどれだけ高まるかで評価すると、下のグラフのようになります。
    リスクは数字で表すことできますので、まずはリスクの大きさを理解することが重要です。
  • リスクについてわかりやすく説明したパンフレット「リスクと上手につきあおう」を用意しています。
  • パンフレットのダウンロードはこちら
  • 01 食の安全を守るために
  • 02 食べ物の腐敗と食中毒
  • 03 食品添加物の役割と利用